このページではWirecast(ワイヤーキャスト)を利用した配信方法・ソフトの使用方法をまとめています。FRESH LIVEで生放送をする際の推奨設定やエンコード・Stream設定方法を紹介します。
※2019年2月12日をもちまして、無料チャンネルのサポートを終了いたしました。無料チャンネルでの新規番組作成や放送をおこなうことはできません。詳細は、配信管理画面(https://broadcast.freshlive.tv/)のおしらせ、または配信アプリ『FRESH CAST』のおしらせをご確認ください。
Wirecastを使用して生放送を行う
Wirecastには無料版と有料版があります。無料版は一定間隔でナレーション音声とWirecastのロゴマークが映像に表示されますのでご注意ください。
ダウンロードは下記のリンクから行ってください。
Wirecastダウンロード(https://www.telestream.net/wirecast/)
エンコードツールの設定をする
- FRESH LIVE配信管理画面で番組を作成します。※番組の作成方法はこちら。
- サイドバー「配信予約一覧」から配信予定番組を選択し、画面中央の『配信の準備をする』をクリックします。
- 画面右側に「配信の準備(エンコード設定)」が表示されます。
- Wirecastを起動し、Wirecastメニューから『配信』→『配信の設定』を選択します。
- 「RTMPサーバー」を選択し『OK』を押します。
- FRESH LIVE管理画面に表示された「Stream URL」の文字列をコピーして、Wirecastの『アドレス』に貼り付けます。
- FRESH LIVE管理画面に表示された「Stream 名」の文字列をコピーして、Wirecastの『ストリーム』に貼り付けます。
※上記手順は放送前に毎回必ず行う必要があります。
Wirecastの推奨エンコーダープリセット
※配信環境によっては、下記のプリセットから調整が必要です。
- Wirecastメニュー「配信」→「配信の設定」を選択します。
- エンコードの横にある歯車マークを選択し、「詳細を表示」をクリックします。
- エンコーダープリセットを次の様に設定します。
ビデオエンコード
エンコーダ | x264 |
幅 | 1280 |
高さ | 720 |
1秒あたりのフレーム数 | 30 |
平均ビットレート | 1000 〜 2000 ※1 |
画質 | 3 |
プロファイル | メイン |
キーフレーム | 60 |
次のフレーム数ごとにタイムコード | 30 |
厳密に一定のビットレートを維持 | チェックを入れる |
※1 … CPU負荷が高い場合は低めに設定してください。CPU負荷が高い状態で配信すると映像や音が飛んだりズレたりする原因になります。
オーディオエンコード(AAC)
チャンネル | ステレオ |
目標のビットレート | 128〜196 |
サンプルレート | 44.100 or 48.000 |
※この設定を今後も仕様する場合は「名前をつけて保存」をしておくと便利です。
配信を開始する
Stream URLやプリセットの設定が終了したら、番組を出力し生放送を始めます。
Wirecast画面説明
①番組ソース準備 | ここでカメラや動画など、番組ソースの準備をします。追加できるソースは以下になります。
・カメラ/iPhoneなどPCへ繋いだ機器の画面 |
②プレビューエリア | ①で選択したソースのプレビューが表示されます。 |
③出力画像エリア | ②でプレビューを開始した後、④をクリックすると反映されます。 |
④出力用ボタン | 実際に配信される映像を③に出力するボタンです。 |
⑤Streamボタン | ①の番組ソースを、FRESH LIVE配信管理画面へ出力します。 |
- ⑤のボタンを押すと、Wirecast上に映っている映像がFRESH LIVE配信管理画面へ出力されます。FRESH LIVE配信管理画面のプレビュー下部に「オンライン」と表示されます。
- 1でFRESH LIVE配信管理画面に映像が表示されない場合は、設定を見直してください。
- FRESH LIVE配信管理画面で映像が確認できたら、管理画面上の『配信を開始する』ボタンを押すことで、生放送が開始されます。
※配信予定時刻に番組が自動で始まることはありません。時間になったら忘れずに『配信を開始する』をクリックしてください。
WirecastのCPU節約方法
配信時にPC負荷がかかることによって、映像が乱れたり止まったりする場合があります。CPUの負荷がかかりすぎている場合は、設定を見直してください。